2003年12月09日
「瀬戸内オリーブ基金」
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- カテゴリー:9.瀬戸内オリーブ基金

「瀬戸内オリーブ基金」趣意書
-美しいふるさとを次の世代に-
わが国最大級の産業廃棄物の不法投棄事件として注目を集めた豊島事件は、ただひたすらに「豊かな島を後世に残したい」と闘ってきた島民たちの25年にもわたる運動の末、今後は隣接する島の一つである直島に処理施設を設け、廃棄物を完全に撤去・無害化するという道筋を得ました。しかし、かつての緑あふれる豊かな島を取り戻すという産廃撤去よりも困難な新たな闘いはまだ始まったばかりです。
「豊かな海」瀬戸内海は、海上交易で文化や産業を育み、一方で一万年にわたって島々や沿岸の住民に海の幸をもたらしてきた世界でも有数な閉鎖性海域です。わが国は六千八百五十二もの島々からなっており、瀬戸内海にそのうちの一千ほどの島が点在しています。
都会では経済効率が最優先され、すでに町に緑の入り込む余地がなくなりつつある現在、瀬戸内海の島々が本来もつ、海と森との絶妙な関係や自然が共存できる環境は、都会が求める経済的豊かさとは異なる価値観を与えてくれています。
私たちはこの考えのもと、かつての緑あふれる自然の再生を目的とし、豊島及び直島から瀬戸内海周辺一帯を対象にオリーブの木をはじめとした緑化活動を行うため、内外の多くの方々に志を募ることを決意しました。
この運動は、そこで生活する人々と共に植樹し、育てつづけることによって、一人一人が環境を守り、自然と共に生きてきた人類の原点を見直す意識を促そうをするものです。そして、大きな打撃を受けた豊島をはじめとする瀬戸内海の島々を結び、次の世代へ美しいふるさとを託すことを目的としています。多くの方々にこの趣旨をご理解いただき、ご協力いただけることを心から願っています。
呼びかけ人
中坊公平
安藤忠雄
私たちは、以下を目的達成のための支援方法として定め、瀬戸内海の島々や沿岸にオリーブをはじめとする樹木を植え続けることで、産業廃棄物の完全撤去を待つ豊島の人々が夢見たかつての緑あふれる瀬戸内海の風景を取り戻し、本当の意味で豊かな暮らしのできる場となることを目指しています。
一般の方々からの経済的支援
募金方法:原則として一口一千円で、寄付を募ります
植樹目的:目標100万本
植樹対象地域:おもに瀬戸内海の沿岸部及び島嶼部
募金は募金箱設置店(ユニクロ)や講演会場等に設置される募金箱、若しくは下記振り込み先までお願いいたします。
寄付受け入れ先:瀬戸内オリーブ基金
振り込み先:郵便振替口座:00970-8-50658 「瀬戸内オリーブ基金 」
25年間に及ぶ住民の運動の後、「産業廃棄物の完全撤去」に向けて歩み始めた豊島ですが、その年月のうちに過疎化がすすみ、「島の再生」という理念を具現化する明確な青写真はいまだ見えてこないのが現状です。
運動を続けた島民の方々が夢見た産廃撤去後再生された豊島の風景、それを実現するために、また、同様に大量消費社会による傷跡を残す瀬戸内海の他地域にもとの豊かな自然環境を取り戻し、世界に誇れる瀬戸内海として後世に残すためにも、私たちに今できることから始めていこうと思います。ご協力をお願いします。
基金の問い合わせ先
『NPO法人瀬戸内オリーブ基金事務局』
〒761-4661
香川県小豆郡土庄町豊島家浦3837-4
TEL:0879-68-2911
Fax:0879-68-2912
E-mail:info@olive-foundation.org
NPO法人瀬戸内オリーブ基金公式サイト http://www.olive-foundation.org/
平成12年12月13日
瀬戸内オリーブ基金の豊島での2回目の植樹が開かれました
瀬戸内オリーブ基金の2回目の豊島での植樹イベントが、豊島家浦、未来の森発祥の地で開催されました。当日は安藤忠雄さんが来島され、豊島小学校の全児童とともに、100本のオリーブを植樹いたしました。このオリーブは、大きくなるまで豊島の小学生が管理し、将来的には瀬戸内海の緑化に役立たれるそうです。

平成12年11月15日
瀬戸内オリーブ基金第一回記念植樹大会が開催されました
豊島中学校体育館において、瀬戸内オリーブ基金を記念する講演会が開催されました。 壇上には、この基金の呼びかけ人である中坊公平氏と安藤忠雄氏。 まず中坊公平氏の講演があり、その後、中坊氏安藤氏が対談し、この基金を立ち上げたそれぞれの想いを語っていただきました。講演終了後は、産業廃棄物不法投棄現場近くへ移動し、地元の小中学生と一緒に千本のオリーブを植樹いたしました。

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