2004年11月03日

管理基準を超えるダイオキシン類が検出されました

以前のてしまニュース(10月4日付)で、台風21号による大雨によって沈砂池1の水位が異常に高くなっている様子をお伝えしました。
 この沈砂池1にたまった水は、その後分析され「問題なし」として海へ放流されていました。
 しかし先日、この水に管理基準値を大きく超えるダイオキシン類が含まれていたことがわかり、その旨県から報告を受けました。
 具体的には、管理基準値10pg-TEQ/Lに対して、沈砂池1は15pg-TEQ/L(基準値の1.5倍)、承水路は76pg-TEQ/L(基準値の7.6倍)のダイオキシン類が検出されています。
 ダイオキシン類の分析には20日間程度の時間を要します。そのためSS(浮遊物質量)値からダイオキシン類の濃度を推定する方法が採られ、その結果から沈砂池1の放水が実施されたわけですが、ダイオキシン類の分析結果はその推定値と離れたものでした。
 放流水に含まれたダイオキシン類は、すでに瀬戸内海に拡散してしまっているでしょうが、県は沈砂池1の放流口周辺で採水し、現在分析中です。

 今回のこの出来事は非常に重大です。沈砂池の放流方法を見直す必要があります。
 このようなことになったのは、台風による大雨によって掘削現場の素掘り水路から汚水があふれ出し、承水路や沈砂池1に流れ込んだことが原因だと県職員は回答しています。
 承水路や沈砂池1への汚水流入を防げなかったことがそもそもの問題であり、さらには、これまで用いられていたダイオキシン類の濃度を推定する方法(SSからの換算)があてにならないことが明らかになったことは、今後に大きな不安を感じさせます。

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沈砂池1の様子
貯留水を放流せずに掘削現場へ還流するための配管(青いホース)が施されている。
(2004年11月2日 住民会議撮影)


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