2004年11月30日

再度、管理委員会の早期開催申し入れをいたしました

11月29日、豊島廃棄物等管理委員会に再度、管理委員会の早期開催を求めて申し入れを行いました。
同日記者発表し、また、香川県廃棄物対策課へも管理委員会への申し入れをご報告いたしました。

以下全文
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平成16年11月29日
豊島廃棄物等管理委員会
委員長 永田勝也殿

廃棄物対策豊島住民会議
議長 砂川三男
議長 増子征夫
議長 向井 正

早急な豊島廃棄物等管理委員会の開催について再度の申し入れ

 豊島住民は、平成16年11月17日付けで豊島廃棄物等管理委員会に「早急な豊島廃棄物等管理委員会の開催について」の申し入れをいたしました。豊島住民は処分地内の水収支の問題、処分地内の水や放流などの管理に関するマニュアルの問題、広く国民にわかる情報公開のあり方の問題、基準値をこえたダイオキシン類が放流された今回の問題の事実関係が明確に示されていないことに不安と危機感をもち、再度早急な豊島廃棄物等管理委員会の開催を求めます。
11月18日、香川県同席のもと、岡市委員、河原委員、高月委員、中杉委員と豊島住民との意見交換の場がもたれました。今回の豊島処分地沈砂池1などの貯留水のダイオキシン類が流出した問題などについての説明を受け、また意見交換を行い、早急な管理委員会の開催の必要性が住民同様、管理委員の先生方からも得られたものと豊島住民は認識しております。11月19日には、香川県より豊島処分地沈砂池2からも管理基準を超えたダイオキシンが検出され、放流されていた旨、FAXで報告を受けました。香川県と定例で開催しております「県と住民の事務連絡会」が11月24日、豊島にて行われ、その折にも、今回の一連の処分地内の水問題に対する住民の不安や疑問について、香川県に伝え、前後の事実関係について整理し報告をしていただくよう、強く求めました。また、住民側からの議題の中で、「11月17日付 管理委員会への早期開催申し入れについて」を設け、申し入れのその後、具体的日程の設定、調整などの進捗状況について、香川県にお尋ねいたしました。香川県は「議事のたたき台を香川県で作成するため、具体的な日程のめどは立っていない。」と住民に回答されましたが、わたしたち豊島住民は、処分地内の水問題を非常に心配し、不安であることから公開の場で御議論いただきたく、再度、以下のことを申し入れます。

1、 早急に(12月上旬をめど)豊島廃棄物等管理委員会を開催すること

以上

※なお、ご参考に豊島住民会議が作成いたしました「11月24日 香川県と豊島住民の事務連絡会概要」資料を添付いたします。

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「香川県と豊島住民の事務連絡会」概要 
開催日時:平成16年11月24日 13:30~16:30
場所:豊島交流センター
出席者:県側10名・住民側18名

1.人事異動に伴う県と住民の意見交換について
●調停条項に対する県の考え方
住民:調停条項の第1項に対する県職員の考え方を聞きたい。
:県が認定を誤ってこういう事態を引き起こした。こういうことを二度と起こさないようにしたい。
:当初、適法だと聞いていた。最終的には県の間違いだったということを下部局に移ってから聞いた。現場を初めて見たとき、当事者としてあぜんと驚愕の思いで見た。
:共創の理念に基づいて安全かつ速やかにやっていきたい。
:まだ入ったばかりでひよっこなのでこれから意識を高めていきたい。

●担当の異動について
住民:来るたびに県の職員が変わるし、自分たちの孫のような若い者ばかり。豊島をばかにしているのではないか。
:同じ職員をずっとくっつけておくことは人事の問題で無理。研修をきちんとやるということでご理解を。

●豊島住民の気持ちと県の誠意
:話をするたびに同じことを持ち出されて、理解しているかどうかを確認されるのは(しつこい)。
住民:そう言われるのは我々にとって心外。そう言い続けることが「第2第3の豊島をつくらせない」こと、共創の理念をつくっていくのではないか。研修をきちんとやるという話しが出たが、香川県の職員研修に同行させていただいたとき、県の幹部からの説明で「ここはへんぴなところだからゴミが持ち込まれた」「豊島の道路にスラグを引き詰めればいい」などの発言があり、豊島問題を理解して頂いていないと感じることがあった。だから、繰り返し、こういう意見交換の場をもっていただく必要がある。
住民:かつてある職員が豊島に来て「裁判でもなんでもやって下さい。県はいつでも受けて立ちます。でも住民は絶対勝てませんよ。」と言った。今でもその職員の顔を思い出す。誠意を持って対応してほしい。
住民:我々が問いたいのは、事実そのものよりむしろ県職員が事業にあたっていく気持ち。

●ダイオキシン汚染水の放流と情報公開について
:想定以上の雨が降った。沈砂池1に掘削現場から越流した水が入ったことがわかった時点でそれに対する対応はした。越えたということはお知らせしている。管理委員会の先生方と相談した上で対応を考えたい。
住民:情報の公開が十分出来ていたかどうかが問題。
:十分にできていたとは申し上げにくいが、インターネットで「定期測定環境情報」において、公開した。発表が遅くなったのは、定期測定の手順をふもうとした事務処理上の問題だが、隠蔽しようという気持ちはない。これからは迅速に対応したい。
住民:越流した時点では報告は受けていない。また、越流した後に沈砂池1へ流れるように水門を切り替えたという報告は受けたが、その後は水門の操作はどのように行われたのか。この点を含め、ダイオキシン汚染水放流に係わる前後関係をもっと詳細に報告してほしい。
:水門の切り替えについて調べて報告する。
住民:水門の切り替えを合田所長に確認したのは誰か。
:その時に泊まり込んでいた県職員でしょう。

●SS換算で放流したのは誰の判断か
住民:「SS換算で流してよろしい」とは誰が言ったのか。
:SS換算で判定するということは技術委員会で認定を得ている。流すときに技術アドバイザーの確認は得ていない。

2.現場の水収支とダイオキシンのSS換算値の誤差などについて
住民:今回のような緊急時に水管理をどうするかについて、具体的なマニュアルはないだろう。管理委員会にお任せするしかないと思う。

3.11月17日付 管理委員会への早期開催申し入れについて
:開催日はまだ決まらない。開催できるかどうかもまだわからない。議事のたたき台を我々が作らないといけないため。
住民:ぜひやってもらわないと困る。
:そういう要望は伝える。

4.県と住民の事務連絡会を年に4回日曜日開催することについて

5.県と住民の事務連絡会の定期的な開催について
:今までは月1回だったが、議題がない場合はとばしてもいいのではないかということになっている。日曜日開催が年4回というのは多い。2回くらいにならないか。
住民:事務連絡会は定例で月に1回、年12回は開催していただきたい。また、本来は日曜日に全部やってほしい。年2回に減らそうという根拠がわからない。
:年4回日曜日開催については即答できないので考えさせてほしい。

6.現場への道路舗装を県に施行依頼することについて
住民:町道だが、現場に住民がいないので町は舗装工事をやらない。
:7月に町に聞いてみたが、やはり住民がいないからということで難しい。県からも町に再度要望してみるが、豊島からも町に要望してほしい。

7.その他
●県施設の視察対応について
住民:県施設での説明が長すぎる。視察者の都合に合わせた時間を県の説明者に伝えても、それをはるかにオーバーして話をしてしまう。

●台風時の職員の宿直について
住民:県は台風時に職員を派遣していたのか。
:派遣したか派遣していないか今定かではない。その日の当番で島から帰れなくなった職員が、台風21号、23号のときに島内に泊まっていたことがある。

●その他
住民:SS換算がOKだというのは技術委員会の議事録にあるのか。
:議事録については知識がないが、技術委員会でOKだと認識している。
住民:25,26日の放水時の水は採っているのか。SS換算値のデータ不足というなら採水が必要。
:採っていない。
:問題がたくさんあるのは承知している。管理委員会を開く方向で準備中であり、この場で色々言われても困る。管理委員会の席上で説明したい。
住民:情報を小出しにしているからだめだ。
:小出しにしているように見えるのは調査のたびに公表した結果であって、悪意があったわけではない。

作成:廃棄物対策豊島住民会議

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